ブログ

AIで議事録を作る

ブログ

こんにちは、いつも「かつコード」のサイトをご覧いただきまして、ありがとうございます。

毎週金曜日にブログとしてリポートをお伝えしております。

今回は、AIでSEO対策をどのようにするのかについて解説します。

議事録係が、いつも同じ人になっていませんか

会議中、発言に集中したいのに、メモを取ることに気を取られてしまう。

議事録担当がいつも同じ人に偏っていて、その人だけが会議に参加できていない。

こうした状況に心当たりがある方は多いのではないでしょうか。

会議の音声を自動で記録・要約してくれるAIツールが急速に普及しましたが、「AI議事録ツール」とひとまとめに考えると選び方を間違えます。

議事録作成には「文字起こし」と「要約」という2つの異なる工程があり、それぞれ得意なAIが違うからです。

AI議事録の基礎知識

議事録作成は「文字起こし」と「要約」の2工程に分かれており、それぞれ別のAIが得意分野を持っています。

文字起こしAIと要約AIの違い

文字起こし(トランスクリプション)とは、会議の音声をそのまま文章に変換する工程です。

「誰が」「いつ」「何を話したか」を正確に記録することが目的で、話者識別(発言者ごとに区別して記録する機能)の精度が重要になります。

一方、要約(サマライゼーション)とは、文字起こしされた大量のテキストから決定事項・次のアクションだけを抜き出してまとめる工程です。

文字起こし精度に強みを持つツールと、要約の読みやすさに強みを持つツールは一致しません。

なぜビジネスで使う価値があるのか

議事録作成の時間そのものを削減できることに加え、「特定の一人が記録係に専念しなければならない」
状態を解消できることが大きな価値です。

全員が議論に集中しながら、記録はAIに任せる体制を作れます。

ただし、AIは文脈を誤解して要約することがあるため、共有前の人によるチェックが欠かせません。

ツール比較・判断軸

文字起こしと要約は別のAIが得意です。両方を1つのツールで完結させようとせず、工程ごとに強みのあるツールを選びましょう。

文字起こし系ツールは、使用言語・参加人数・会議ツールとの連携可否を基準に選びます。

日本語の専門用語や複数人が同時に話す場面での精度は、ツールによって差が出やすいポイントです。

要約系ツールは、要約の粒度を調整できるか、決定事項とネクストアクションを分けて抽出できるかを基準に選びます。

文字起こしの精度が高くても要約が的外れであれば、議事録の価値は下がります。

ツール比較(文字起こし系/要約系)

項目文字起こし系ツール要約系ツール
主な役割音声を正確にテキスト化するテキストから要点を抜き出す
重視すべき精度話者識別・専門用語の認識決定事項・ネクストアクションの抽出
向いている場面記録の正確性が求められる契約・法務系の会議社内定例・進捗共有ミーティング
注意点方言・専門用語で誤変換が起きやすい文脈誤解による要約ミスが起きうる

実践例:社内MTGでの運用フロー

録音→文字起こし→要約→人によるチェック→共有、という流れを型にすることで、議事録作成の負担がほぼゼロになります。

かつコードでは、社内の定例ミーティングでAIによる議事録作成を運用しています。

以前は、参加者の一人が発言を並行してメモに取り、会議終了後に清書して共有する流れで、1回あたり記録係の負担として30分〜1時間程度の追加作業が発生していました。

現在の運用フローは、

①会議開始と同時に文字起こしツールで発言をリアルタイムでテキスト化、

②会議終了後、テキストを要約系AIに渡し決定事項とネクストアクションを抽出、

③出力を参加者の一人が5分程度で確認し誤変換を修正、

④議事録をチャットツールで共有、の4ステップです。

このフローにより、記録係が発言に集中できなくなるという問題が解消され、会議後の
議事録作成にかかる時間も30分〜1時間から5分程度まで短縮できました。

重要なのは、AIの要約をそのまま共有せず、必ず人が5分だけ目を通す工程を残していることです。

この一手間で、AIの誤解による情報の食い違いを防ぎながら、大幅な時短を実現できています。

まとめ

AI議事録作成は、「文字起こし」と「要約」という異なる工程に、それぞれ得意なAIを使い分けることが成功のポイントです。

最後に人が目を通すチェック工程を残すことで、時短と正確性を両立できます。

今日からできる3つのアクション

  • 次の社内会議で、文字起こし系AIツールを試してみる
  • 文字起こし結果を要約系AIに渡し、決定事項とネクストアクションを抽出させてみる
  • AIが出力した要約を共有する前に、人が確認する工程をチームのルールにする