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実績ページの作り方

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こんにちは、いつも「かつコード」のサイトをご覧いただきまして、ありがとうございます。

毎週金曜日にブログとしてリポートをお伝えしております。

32回目の本日は、「実績ページの作り方」について解説します。

実績ページの作り方

ホームページを見ていると、

「制作実績」

「施工事例」

「導入事例」

「お客様の声」

といったページを見かけることがあります。

これらは、サービスを検討している人にとって、とても重要な情報です。

例えば、ホームページ制作会社を探している人なら、

「どんなホームページを作っている会社なのか?」

「自分の業種でも対応できるのか?」

「どれくらいの規模の案件を経験しているのか?」

といったことを知りたいでしょう。

そのときに役立つのが実績ページです。

しかし、

「過去に作ったものを並べれば実績ページになる」

というわけではありません。

実績ページの目的は、作品を見せることだけではありません。

その実績を通して、

「この会社なら自分の仕事も任せられそう」

と思ってもらうことが重要です。

今回は、成果につながる実績ページの作り方について解説します。


実績ページは「信頼」を作るページ

前回の記事では、

「信頼されるホームページとは?」

というテーマで、ホームページにおける信頼の重要性について紹介しました。

実績ページは、その信頼を作るための重要なコンテンツです。

例えば、

「私たちはホームページ制作が得意です」

と会社側が説明するだけでは、実際の能力は分かりません。

そこで、

「これまでにこんなホームページを制作しました」

と見せる。

すると、実際にどんな仕事をしている会社なのかが分かります。

つまり実績ページは、

「できる」と言うだけではなく、「実際にやってきたこと」を見せるページ

なのです。


実績は「作品集」ではない

ここで、実績ページを作るときに注意したいことがあります。

それは、

作品を並べるだけにしないこと

です。

例えば、

「○○株式会社」

「△△整骨院」

「□□商店」

と、画像と会社名だけが並んでいる実績ページ。

見た目としてはきれいですが、これだけでは情報が足りません。

見る人が知りたいのは、

「この会社は何を考えて、このサイトを作ったのか?」

「どんな課題を解決したのか?」

「どんな提案をしたのか?」

という部分だからです。

実績ページは、

作品集+事例紹介

として考えると分かりやすくなります。


まず「何を見せたいのか」を決める

実績ページを作る前に、

何をアピールしたいのか

を決めましょう。

例えば、

  • デザイン力
  • 集客力
  • SEO
  • ECサイト構築
  • システム開発
  • スマートフォン対応
  • 店舗サイト制作
  • コーポレートサイト制作
  • LP制作
  • リニューアル
  • 業務効率化

などです。

「実績を全部見せたい」と考えるのも分かりますが、ただ増やすだけでは、かえって分かりにくくなります。

自社の強みが伝わるように整理しましょう。


業種別に分類する

実績が増えてきたら、

業種別

に分類する方法があります。

例えば、

  • 飲食店
  • 美容
  • 医療・福祉
  • 教育
  • 不動産
  • 建設
  • 士業
  • 小売
  • 製造
  • IT・Web

などです。

例えば美容院を経営している人が制作会社を探している場合、

「美容・サロンの実績」

がまとまっていると、自分に近い事例を見つけやすくなります。


制作内容別に分類する

業種だけではなく、

制作したものの種類

で分類する方法もあります。

例えば、

  • コーポレートサイト
  • 店舗ホームページ
  • ECサイト
  • LP
  • 採用サイト
  • Webシステム
  • 業務システム
  • アプリ

などです。

特にWeb制作会社の場合は、業種と制作内容の両方から探せるようにすると便利です。


実績一覧では「サムネイル」が重要

実績ページの一覧では、

最初に画像が目に入ります。

そのため、サムネイル画像は重要です。

例えば、

  • 実際のホームページのスクリーンショット
  • パソコン+スマートフォンのモックアップ
  • サービスのイメージ画像
  • 制作前後の比較

などを使います。

特にWeb制作の場合は、

完成したホームページが一目で分かる画像

を使うと良いでしょう。

ただし、画像だけを大きく並べるのではなく、

「業種」

「制作内容」

「課題」

などが一覧でも少し分かるようにすると、さらに見やすくなります。


実績一覧は「探しやすさ」を重視する

実績が10件程度なら、それほど問題ありません。

しかし、

50件、100件

と増えてくると、すべてを一つのページに並べるだけでは探しにくくなります。

そこで、

  • カテゴリー
  • 業種
  • 制作内容
  • キーワード
  • タグ

などで絞り込めるようにします。

例えば、

「飲食店」

「EC」

「リニューアル」

といった条件を選ぶと、該当する実績だけが表示される仕組みです。

実績が増えるほど、

「見せる」だけではなく「探せる」こと

が重要になります。


個別の実績ページは大きく見せる

実績一覧では、情報を絞ります。

一方、個別の実績ページでは、

一つの事例をしっかり見せます。

例えば、

大きなメインビジュアル。

プロジェクト概要。

課題。

提案内容。

制作内容。

デザイン。

機能。

成果。

お客様の声。

というように、ストーリーを作ります。

実績一覧と個別ページで役割を分けると、非常に見やすくなります。


「どんな会社だったのか」を紹介する

実績ページでは、まずクライアントについて簡単に紹介しましょう。

例えば、

○○整骨院様

地域密着型の整骨院として、一般施術に加えてピラティス教室も運営されています。

といった形です。

これだけでも、

「どんな事業者の案件なのか」

が分かります。


制作前の「課題」を書く

ここが実績ページで特に重要な部分です。

「何を作ったか」だけではなく、

「なぜ制作したのか」

を書きましょう。

例えば、

  • ホームページが古くなっていた
  • スマートフォンに対応していなかった
  • 問い合わせが少なかった
  • サービス内容が分かりにくかった
  • 更新しづらかった
  • 予約情報を掲載しにくかった
  • EC機能を導入したかった
  • 業務を効率化したかった

などです。

課題が分かると、

「自分の会社と似ている」

と思ってもらいやすくなります。


課題と解決策をセットにする

課題を書いたら、

「それに対して何をしたのか」

を説明します。

例えば、

課題

スマートフォンからの閲覧が多いにもかかわらず、旧サイトはスマートフォンに最適化されていませんでした。

解決策

スマートフォンを中心にUIを再設計し、電話・予約ボタンを画面下部に固定しました。

このように、

課題 → 解決策

の流れを作ると、制作会社の仕事が分かりやすくなります。


「何を作ったか」を具体的に書く

制作内容もできるだけ具体的にしましょう。

例えば、

「ホームページを制作しました」

だけではなく、

  • デザイン
  • コーディング
  • WordPress構築
  • CMS
  • SEO設計
  • 予約機能
  • 問い合わせフォーム
  • スマートフォン対応
  • 写真撮影
  • ライティング

など、実際に担当した内容を紹介します。

システム開発なら、

  • 顧客管理
  • 予約管理
  • 権限管理
  • 決済
  • API連携
  • ダッシュボード
  • データ分析

など、機能を具体的に紹介できます。


「なぜそのデザインにしたのか」を説明する

Web制作の場合、

デザインの意図

も重要です。

例えば、

「シンプルなデザインにしました」

だけではなく、

「30〜40代の利用者が多いため、情報を探しやすいシンプルなレイアウトにしました。」

「高級感を求められていたため、余白を大きく取り、写真を中心に構成しました。」

などです。

こうすると、

「この会社は見た目だけでなく、目的を考えてデザインしている」

ことが伝わります。


数字があれば積極的に使う

実績に数字がある場合は、非常に強い情報になります。

例えば、

  • 問い合わせ数○%増加
  • ページビュー○倍
  • 売上○%増加
  • 作業時間○時間削減
  • 利用者数○人
  • 導入店舗○店舗

などです。

ただし、

根拠のある数字だけを掲載する

ことが重要です。

成果を数字で示せると、実績ページの説得力が大きく高まります。


数字がなくても問題ない

すべての制作で、

「問い合わせが○倍になりました」

という数字が出せるわけではありません。

例えば、

「スマートフォンから見やすくなった」

「更新作業が簡単になった」

「情報を整理できた」

「予約状況を管理しやすくなった」

なども立派な成果です。

成果は、

売上やアクセス数だけではありません。

お客様にとって何が良くなったのかを考えてみましょう。


制作期間や規模も参考になる

可能であれば、

  • 制作期間
  • ページ数
  • 開発期間
  • 対応人数
  • 制作範囲

なども掲載すると、検討している人の参考になります。

例えば、

「制作期間:約2カ月」

「ページ数:15ページ」

などです。

ただし、公開できない情報は無理に掲載する必要はありません。


お客様の声を入れる

個別の実績ページに、

お客様のコメント

を入れるのも効果的です。

例えば、

「ホームページを作り直したことで、サービス内容を説明しやすくなりました。」

「更新が簡単になり、スタッフでも情報を追加できるようになりました。」

などです。

制作会社側の説明だけではなく、

実際のお客様の言葉

があることで、説得力が増します。


「制作会社の仕事」が見えるページにする

実績ページで重要なのは、

「きれいなホームページを作りました」

だけで終わらないことです。

例えば、

  1. お客様の課題を聞く
  2. 現状を分析する
  3. 目的を整理する
  4. 提案する
  5. デザインする
  6. 開発する
  7. 公開する
  8. 運用・改善する

というプロセスがあります。

これを実績ページに少しでも入れると、

「制作会社は単にホームページを作るだけではない」

ということが伝わります。


実績ページは営業担当者の代わりになる

実績ページには、

営業資料としての役割もあります。

例えば、お客様が、

「どんな会社なの?」

と思ったとき、

実績ページを見るだけで、

「こういう会社を作ってきたんだ」

と理解できます。

さらに、

「この業種の経験もある」

「こういう機能も作れる」

「こういう課題にも対応している」

ということが伝われば、

問い合わせ前の営業活動

をしてくれます。

つまり実績ページは、

24時間働く営業資料

にもなります。


実績ページから問い合わせにつなげる

実績を見てもらっただけで終わらせないことも大切です。

例えば、実績ページの最後に、

「このようなホームページを作りたい方はこちら」

「自社のホームページについて相談する」

「制作について問い合わせる」

などのCTAを設置します。

特に個別実績ページでは、

「この事例を見た人が次に何をするか」

を考えておきましょう。


「似た実績」を案内する

例えば、

飲食店の実績を見ている人なら、

「その他の飲食店実績」

を案内する。

ECサイトを見ている人なら、

「その他のEC制作実績」

を案内する。

これだけでもサイト内を回遊してもらいやすくなります。

そして最後に、

「自社の場合はどうなる?」

という問い合わせにつなげます。


実績を掲載できない場合はどうする?

クライアントとの契約などによって、

実名や制作物を公開できない場合もあります。

その場合は、

「非公開案件」

として、

  • 業種
  • 規模
  • 課題
  • 担当範囲
  • 使用技術
  • 解決方法

など、公開できる範囲で紹介する方法があります。

例えば、

「従業員50名規模の製造業向け業務管理システム」

のように紹介することもできます。

重要なのは、

守秘義務や契約条件を守ること

です。


「制作実績」と「導入事例」は少し違う

企業サイトでは、

「制作実績」と「導入事例」を分ける方法もあります。

制作実績は、

「何を作ったか」

を中心に見せます。

一方、導入事例は、

「どんな課題があり、導入によってどう変わったか」

を中心に見せます。

例えばWeb制作なら、

「デザイン・構築したホームページ」

を実績として紹介し、

「問い合わせ増加や業務改善につながった過程」

を事例として詳しく紹介する。

サービス内容に応じて使い分けると良いでしょう。


実績がまだ少ない会社はどうする?

「まだ実績が3件しかありません」

という会社もあるでしょう。

その場合でも問題ありません。

大切なのは、

少ない実績を丁寧に見せること

です。

1件の実績を、

  • 課題
  • 目的
  • 提案
  • デザイン
  • 制作内容
  • 結果

まで詳しく紹介すれば、十分なコンテンツになります。

また、

  • 自社制作
  • サンプル制作
  • デモサイト
  • 個人制作
  • 学習時の制作物

など、実案件以外の制作物を掲載する場合は、「自主制作」「サンプル」などと明確に区別することが重要です。


実績を増やすことだけを目的にしない

実績ページを作ると、

「とにかく掲載件数を増やそう」

と考えがちです。

しかし、

10件の簡単な紹介

よりも、

5件の詳しい事例

の方が、問い合わせにつながる場合があります。

重要なのは、

数よりも「何が伝わるか」

です。


実績は「強み」を見せる場所

実績ページを作るときは、

「何を作ったか」

だけではなく、

「自社の何が強いのか」

を意識しましょう。

例えば、

「店舗ビジネスに強い」

なら、店舗の実績を充実させる。

「業務システムに強い」

なら、システムの導入事例を詳しく紹介する。

「デザインに強い」

なら、ビジュアルを大きく見せる。

「マーケティングまで対応できる」

なら、制作後の成果や改善まで紹介する。

実績ページは、

自社の強みを証明する場所

でもあります。


実績ページを「自分が頼むなら?」という視点で見る

実績ページを作ったら、

「自分がこの会社に依頼する立場だったら、何を知りたいか?」

という視点で確認してみましょう。

例えば、

「自分と同じ業種の実績はある?」

「予算感は?」

「どこまでやってくれる?」

「制作期間は?」

「どんな人が担当する?」

「制作後も対応してくれる?」

こうした疑問に答えられているでしょうか。

実績ページを単なるポートフォリオではなく、

依頼前の不安を解消するページ

として考えることが大切です。


私たちが考える実績ページ

私たちは、実績ページを単なる「作品一覧」にはしたくありません。

一つ一つの実績には、

お客様の課題があり、目的があり、そこに対して私たちが考えた提案があります。

だからこそ、

「このデザインを作りました」

だけではなく、

「なぜこのデザインにしたのか」

「なぜこの機能を入れたのか」

「どんな課題を解決したのか」

まで伝えたいと考えています。

そして、実績ページを見た方に、

「自分の会社なら、どんなことをしてもらえるだろう?」

と想像してもらう。

そこまでできて初めて、実績ページは営業コンテンツとして力を発揮すると考えています。


まとめ

実績ページは、単に過去の作品を並べるページではありません。

「この会社に依頼して大丈夫そう」

と思ってもらうための重要なページです。

そのためには、

  • 何を作ったか
  • なぜ作ったか
  • どんな課題があったか
  • どんな提案をしたか
  • どんな制作をしたか
  • なぜそのデザイン・機能にしたか
  • どんな成果があったか
  • お客様はどう感じたか

まで伝えることが重要です。

そして、

実績 → 強み → 信頼 → 問い合わせ

という流れを作ります。

実績が増えてきたら、

「どんな案件が得意なのか」

「どんなお客様に選ばれているのか」

も見えてきます。

それをさらにホームページのサービスページや営業活動につなげていきましょう。

実績ページは、過去を見せるだけのページではありません。

「次のお客様に選んでもらうためのページ」

なのです。


今日からできる3つのアクション

① 過去の実績を3件選ぶ

まずは代表的な実績を3件選びましょう。

「一番きれいな作品」だけではなく、

「自社の強みが伝わる実績」

を選ぶのがおすすめです。

② 「課題→提案→結果」を書き出す

それぞれの実績について、

どんな課題があったのか?

何を提案したのか?

どう変わったのか?

を書き出してみましょう。

これだけでも、実績ページの内容が大きく変わります。

③ 実績ページから問い合わせできるか確認する

実績を見終わった人が、

「この会社に相談してみたい」

と思ったとき、すぐに問い合わせできるでしょうか?

ページの最後にCTAがあるか、確認してみましょう。


実績ページチェックリスト

□ 実績一覧が見やすい

□ サムネイルから内容がイメージできる

□ 業種や制作内容で探せる

□ 個別の実績ページがある

□ クライアントの概要が分かる

□ 制作前の課題が分かる

□ 制作の目的が分かる

□ どんな提案をしたのか分かる

□ 制作内容が具体的

□ デザインの意図が分かる

□ 使用した技術や機能が分かる

□ 成果が紹介されている

□ 数字で示せる成果があれば掲載している

□ お客様の声がある

□ 制作期間などの情報がある

□ 自社の強みが伝わる

□ 関連する実績を探せる

□ 実績ページからサービスページへ移動できる

□ 実績ページから問い合わせできる

□ 掲載許可や公開範囲を確認している

16〜19個:営業コンテンツとしてかなり強い実績ページです。

単なる作品集ではなく、「依頼する理由」を作れています。

11〜15個:基本的な構成はできています。

課題・提案・成果の情報を追加すると、さらに説得力が高まります。

0〜10個:まず代表的な3件から作り直してみましょう。

すべての実績を一度に改善する必要はありません。特に重要な実績から、詳しい事例として育てていきましょう。


3分で理解!実績ページの作り方

  • 実績ページは作品一覧ではなく営業ページ
  • 「何を作ったか」だけでなく「なぜ作ったか」を伝える
  • 制作前の課題を紹介する
  • 課題に対する提案を紹介する
  • 制作内容を具体的にする
  • デザインや機能の意図を説明する
  • 成果があれば数字で示す
  • 数字がなくても業務改善などの成果を伝える
  • お客様の声を掲載する
  • 業種や制作内容で実績を探せるようにする
  • 個別実績は大きく、詳しく見せる
  • 自社の強みが伝わる実績を選ぶ
  • 実績が少なくても一つ一つを丁寧に紹介する
  • 非公開案件は公開できる範囲で紹介する
  • 実績からサービスページへつなげる
  • 実績から問い合わせへつなげる
  • 「この会社に頼んだらどうなる?」を想像できる内容にする
  • 実績は過去を見せるだけでなく、未来のお客様を獲得するために使う

実績ページは、過去の仕事を紹介する場所であると同時に、次の仕事を生み出す場所です。

「何を作ったか」だけではなく、

「どんな課題を、どう解決したのか」

まで伝えていきましょう。