こんにちは、いつも「かつコード」のサイトをご覧いただきまして、ありがとうございます。
毎週金曜日にブログとしてリポートをお伝えしております。
28回目の本日は、「ブログは資産になる」について解説します。
ブログは資産になる
「ブログを書いた方がいいですよ」
ホームページを運営していると、こんな話を聞くことがあるかもしれません。
しかし、実際にブログを書いてみると、
「なかなかアクセスが増えない」
「記事を書くのに時間がかかる」
「何を書けばいいのか分からない」
「書いてもすぐに問い合わせが来るわけではない」
と感じることもあります。
そうすると、
「ブログを書き続ける意味があるのだろうか?」
と思ってしまうかもしれません。
そこで今回は、ブログを長く続ける意味について考えてみます。
結論から言うと、ブログには**「積み上げていける」という大きな価値**があります。
SNSの投稿や広告とは違い、過去に書いた記事が何カ月、何年と経ってから読まれることもあります。
つまりブログは、単なる情報発信ではなく、
少しずつ価値を積み上げていける「資産」
として考えることができます。
そもそも「資産」とは?
「資産」というと、お金や土地、建物などをイメージするかもしれません。
しかし、ビジネスにおける資産は、それだけではありません。
例えば、
- 顧客データ
- ブランド
- ノウハウ
- 実績
- コンテンツ
- 顧客との関係
- 社内の知識
なども、長期的な価値を持つものです。
ブログ記事もその一つです。
一度書いた記事は、公開した後もホームページ上に残ります。
もちろん、すべての記事がずっと価値を持つわけではありません。
古くなれば更新が必要ですし、検索されなくなる記事もあります。
それでも、
「過去に作ったコンテンツが、未来の読者にも情報を届けてくれる」
という点に、ブログの大きな特徴があります。
ブログは「その場限り」ではない
例えば、SNSに投稿したとします。
投稿直後は多くの人に見てもらえるかもしれません。
しかし、時間が経つと新しい投稿に埋もれていきます。
もちろんSNSにも検索や再拡散などの仕組みがありますが、基本的には新しい投稿を継続して発信していく必要があります。
一方、ブログの記事は、
過去の記事がホームページの中に残り続けます。
例えば、
2026年に書いた記事が、
2027年にも読まれる。
2028年にも読まれる。
場合によっては、数年後にも読まれる。
このようなことがあります。
だからこそ、ブログには「積み上げる」という考え方ができます。
1記事ではなく「記事の集合」が資産になる
ここがブログを考える上で非常に重要です。
ブログの価値は、必ずしも1記事だけで決まるわけではありません。
例えば、
10記事
20記事
50記事
100記事
と増えていくと、それぞれの記事が関連し始めます。
「ホームページ制作」
の記事があり、
「ホームページ制作費用」
「ホームページ制作期間」
「制作会社の選び方」
「制作前に準備するもの」
「ホームページを改善するタイミング」
などの記事が増えていく。
すると、ホームページ全体が、
「ホームページについて詳しく説明している場所」
になっていきます。
1記事の価値だけではなく、
記事同士がつながることで、サイト全体の価値が高まっていく
のです。
記事が増えると「検索される入口」も増える
ブログを運営するメリットの一つが、検索からホームページへ入ってくる入口が増えることです。
例えば、
「ホームページ 制作」
だけを狙うのではなく、
- ホームページ制作費用
- ホームページ制作期間
- ホームページ リニューアル
- ホームページ 集客
- ホームページ SEO
- ホームページ デザイン
- ホームページ 問い合わせ
など、さまざまなテーマの記事を作ることができます。
それぞれの記事が検索結果に表示されれば、
検索ユーザーがホームページに入ってくる入口が増える
ことになります。
すべての記事がアクセスを集めなくてもいい
ここも重要です。
ブログを書いていると、
「この記事はアクセスが少ない」
と気になることがあります。
しかし、すべての記事が大量のアクセスを集める必要はありません。
例えば、月に1000人が読む記事が1本。
月に100人が読む記事が5本。
月に20人が読む記事が20本。
というように、記事によってアクセス数は大きく違います。
さらに、アクセス数が少なくても、その中に、
「本当にサービスを必要としている人」
が含まれていることがあります。
例えば、
「顧客管理システムを導入するメリット」
という記事を月100人が読んでいて、その中から1件問い合わせが来たとします。
単純なアクセス数だけでは、その記事の価値を判断できません。
「アクセス数」だけがブログの価値ではない
ブログの評価で、アクセス数ばかりを見てしまうことがあります。
もちろんアクセス数は重要です。
しかし、企業のホームページでは、それ以外にも価値があります。
例えば、
- 問い合わせにつながる
- サービスを知ってもらえる
- 会社の専門性を伝えられる
- 営業時の説明材料になる
- 顧客の疑問を解決できる
- 社内の知識を整理できる
などです。
つまり、
「何人読んだか」だけではなく、「何を生み出したか」
を見ることも重要です。
ブログは営業資料にもなる
これは企業ブログの大きなメリットです。
例えば営業担当者がお客様から、
「ホームページ制作って、どれくらいかかりますか?」
と聞かれたとします。
そのとき、
「こちらの記事で詳しく説明しています」
と案内できます。
「ホームページ制作費用について」
「ホームページ制作期間について」
「制作前に準備するもの」
などの記事があれば、それ自体が営業資料になります。
営業担当者が毎回ゼロから説明する必要もありません。
ブログが営業をサポートしてくれる
わけです。
問い合わせ前の「不安」を解消できる
お客様がサービスを申し込む前には、さまざまな疑問があります。
例えば、
「いくらかかるの?」
「どれくらい時間がかかるの?」
「何を準備すればいいの?」
「どんな会社に頼めばいいの?」
「契約後はどうなるの?」
といった疑問です。
こうした疑問を記事にしておけば、
問い合わせる前に不安を解消してもらうことができます。
これは非常に大きな意味があります。
「問い合わせの質」を高めることもできる
ブログには、問い合わせ件数を増やすだけではなく、
問い合わせの質を高める
という役割もあります。
例えば、
「システム開発とは?」
という記事を読んだ人は、システム開発について基本的な知識を持った状態で問い合わせてくれるかもしれません。
「オリジナル開発とは?」
という記事を読んだ人は、既存サービスではなく、自社専用システムを検討している可能性があります。
つまり記事によって、
サービスを理解した上で問い合わせてもらう
ことができます。
これは企業側にとっても大きなメリットです。
ブログは「専門性」を見せる場所
企業のホームページでは、
「私たちはWeb制作ができます」
と書くだけでは、他社との違いが分かりにくいことがあります。
そこでブログが役立ちます。
例えば、
「SEOについて詳しく解説している」
「ホームページ改善について多くの記事がある」
「システム開発について具体的に説明している」
「技術選定について自分たちの考え方を書いている」
といった情報が蓄積されていれば、
「この会社はこの分野に詳しそう」
と思ってもらいやすくなります。
これは広告だけでは作りにくい価値です。
ブログは「会社の考え方」も伝えられる
ブログの良いところは、サービス説明だけではありません。
会社の考え方も伝えられます。
例えば、
「最新技術だから使うのではなく、目的に合わせて技術を選ぶ」
「ホームページは作って終わりではない」
「お客様目線でホームページを考える」
といった考え方を記事にできます。
こうした情報は、
「どんな会社なのか」
を知ってもらうために役立ちます。
価格やサービス内容だけではなく、
考え方に共感してもらえる
ことも、企業ブログの重要な役割です。
SNSとブログは競争相手ではない
「SNSがあるからブログはいらない」
という考え方もあります。
しかし、私はSNSとブログは役割が違うと考えています。
SNSは、
「今、知ってもらう」
ことが得意です。
ブログは、
「後からも見つけてもらう」
ことができます。
例えばSNSで、
「ホームページを改善するときに確認したい5つのポイント」
という記事を紹介する。
その投稿を見た人が記事を読む。
さらに、数カ月後にGoogle検索から別の人が同じ記事を読む。
このように、
SNSで記事を広め、ブログに情報を蓄積する
という組み合わせができます。
広告との違い
広告も非常に有効な集客手段です。
ただし、広告は基本的に、
広告費を使っている間、露出を作る
という性質があります。
もちろん広告を停止した後にもブランド認知などの効果が残ることはありますが、広告そのものによる流入は止まります。
一方、ブログ記事は公開後もホームページに残ります。
検索からアクセスされる可能性もあります。
そのため、
広告とブログはどちらか一方ではなく、役割を分けて使う
ことができます。
ただし「書けば資産になる」わけではない
ここは注意が必要です。
ブログは、
記事を書けば自動的に資産になる
わけではありません。
例えば、
- 誰にも読まれない
- 情報が間違っている
- 内容が薄い
- 古い情報のまま
- 他の記事とほとんど同じ
- 読者の疑問を解決していない
- サービスとの関係がない
という記事を大量に作っても、十分な価値にはなりません。
重要なのは、
「将来の読者にとって役立つ情報を残す」
ことです。
ブログは「育てる資産」
ブログを資産として考えるなら、
「100記事書いたから終わり」
ではありません。
記事を追加し、
古い記事を更新し、
関連記事をつなぎ、
タイトルを改善し、
検索データを確認し、
必要のない記事を整理する。
そうやって少しずつ育てていきます。
これはホームページそのものとよく似ています。
ホームページもブログも、作った瞬間が完成ではありません。
運用しながら価値を高めていくものです。
1記事にかける時間も「投資」と考える
ブログを書くには時間がかかります。
例えば1記事を書くのに、
2時間
3時間
5時間
かかることもあります。
「その時間を使って営業した方がいいのでは?」
と思うこともあるでしょう。
もちろん、短期的な成果だけを見るなら、営業活動の方が早い場合もあります。
しかしブログは、一度作った記事が将来も働いてくれる可能性があります。
例えば、
1記事を書くために3時間使ったとしても、
その記事が1年後、2年後も読まれ続けるなら、
過去に使った3時間が、長期間にわたって価値を生み出す
可能性があります。
だからこそ、ブログを書くことを「作業」だけではなく、
将来への投資
として考えることができます。
100記事を書いた後に見えてくるもの
記事数が増えると、面白い変化が起こります。
最初の10記事では、
「何を書けばいいのか分からない」
という状態かもしれません。
30記事、50記事と書いていくと、
「このテーマは反応が良い」
「このテーマから問い合わせが来る」
「このキーワードで検索されている」
といったことが見えてきます。
さらに記事が増えると、
会社自身の得意分野や、お客様が本当に知りたいこと
も見えてきます。
つまりブログは、情報発信の場であると同時に、
マーケティングのデータを蓄積する場所
にもなります。
ブログを書くことで「会社の知識」も整理される
もう一つ、見落とされがちなメリットがあります。
それは、
自分たちの知識が整理されること
です。
例えば、
「システム開発とは?」
という記事を書くとします。
そのためには、
「システム開発とは何なのか?」
「どういう工程があるのか?」
「お客様にはどう説明すればいいのか?」
を整理する必要があります。
その結果、自分たちの知識も整理されます。
さらに、その記事を社内で共有すれば、
会社の知識を蓄積したナレッジベース
としても利用できます。
ブログは「未来のお客様」との接点
ブログを書いていると、
「今すぐ問い合わせてくれる人」
だけを考えがちです。
しかし、実際には、
「いつかホームページを作りたい」
「将来的にシステムを導入したい」
「今は情報収集しているだけ」
という人もいます。
その人が半年後、1年後にサービスを探し始めることもあります。
そのとき、
以前読んだ記事の会社を思い出してもらえる
かもしれません。
ブログは、今すぐの顧客だけではなく、
未来のお客様との接点を作る場所
でもあります。
私たちが考える「ブログという資産」
私たちは、ブログを単なるSEO対策として考えていません。
もちろん検索流入は重要です。
しかし、それだけではありません。
ブログには、
集客
営業支援
専門性の発信
会社の考え方の発信
顧客の疑問の解消
社内知識の整理
将来のお客様との接点
といった、さまざまな役割があります。
そして、それらの記事がホームページに積み重なっていきます。
だからこそ、
「ブログは資産になる」
と考えています。
まとめ
ブログは、書いた瞬間に大きな成果が出るものではありません。
むしろ、最初はアクセスが少ないこともあります。
しかし、記事を一つずつ公開し、
関連記事をつなぎ、
検索データを確認し、
古い記事を更新し、
読者の疑問に答える記事を増やしていく。
そうすると、少しずつホームページの中に情報が蓄積されていきます。
そして、その記事が、
- 新しいお客様を連れてくる
- サービスを理解してもらう
- 営業をサポートする
- 専門性を伝える
- 会社の考え方を伝える
- 将来のお客様との接点になる
といった役割を持つようになります。
もちろん、すべての記事が成功するわけではありません。
それでも、
「過去に書いた記事が、未来の読者に価値を届け続ける」
という仕組みを作れることは、ブログの大きな魅力です。
だからこそ、ブログを単なる「更新作業」と考えるのではなく、
未来のホームページを育てるための投資
として考えてみてはいかがでしょうか。
今日からできる3つのアクション
① 過去の記事を10本確認する
アクセス数だけではなく、
「今でも読者の役に立つ内容か?」
という視点で確認してみましょう。
古くなっている情報があれば、更新するところから始めます。
② 「将来も読まれる記事」を1本考える
今日のニュースだけではなく、
「半年後、1年後にも誰かが知りたいと思うこと」
をテーマにしてみましょう。
例えば、
「ホームページ制作費用とは?」
「SEOとは?」
「顧客管理システムとは?」
など、基本的な疑問に答える記事は長く読まれる可能性があります。
③ 記事同士を3本つなげる
関連する記事を3本選んで、お互いに内部リンクを追加してみましょう。
記事単体ではなく、
「サイト全体で情報を提供する」
という意識を持つことがポイントです。
ブログを資産にするチェックリスト
□ 読者の疑問を解決する記事を書いている
□ 一時的な話題だけでなく長く読まれる記事がある
□ 関連記事同士を内部リンクでつないでいる
□ 過去の記事を定期的に更新している
□ サービスページへの導線を用意している
□ SNSとブログを組み合わせている
□ アクセス数だけで記事の価値を判断していない
□ 問い合わせにつながった記事を確認している
□ 会社の専門性が伝わる記事がある
□ 会社の考え方が伝わる記事がある
□ 将来のお客様に向けた記事がある
□ 記事を長期的に育てている
10〜12個:ブログをしっかり資産化できています。
記事を書くことだけではなく、更新・改善・導線まで考えられています。
7〜9個:かなり良い状態です。
過去の記事を見直しながら、少しずつ記事同士をつないでいきましょう。
0〜6個:まずは1記事ずつ積み上げていきましょう。
最初から完璧に運用する必要はありません。「書く→公開→改善」を続けることが大切です。
3分で理解!ブログが資産になる理由
- ブログは公開後もホームページに残る
- 過去の記事が将来の読者に読まれる可能性がある
- 記事が増えるほど検索からの入口が増える
- 関連記事をつなぐことでサイト全体の価値が高まる
- アクセス数だけがブログの価値ではない
- 問い合わせや営業のサポートにも使える
- 会社の専門性や考え方を伝えられる
- SNSとは違い、情報を長期的に蓄積できる
- 広告とは違い、過去の記事が残り続ける
- 記事を書くことで会社の知識も整理される
- ブログは未来のお客様との接点になる
- 「書く→公開→分析→改善」を続けることが大切
- ブログは「作業」ではなく「将来への投資」と考えられる